「なかなかレポートが進まない」という大学生は多いと思います。
折角休日返上して課題をやっているのに全然進まないとフラストレーションが貯まりますよね。
この記事ではそんな方の助けになるように「レポートを短時間で書き上げる方法」をお伝えします。
これを書いている私は現役理系大学生、毎週のように週末は複数の課題をこなしており、すべての課題を提出期限内に終わらせることが出来ています。
「構成が固まってから」取り掛かる
まず、どんなことを書くのか、言いたいのか、ということをザックリとしたアイデアを紙やメモ帳に書きだします。
まとまりはなくても大丈夫。
自分が必要だなと思う箇所をありったけ吐き出してください。
そして次に全体がまとまるように書き出した情報を整理していきます。
丸印で囲んで結んだり、PC上なら改行して内容ごとにまとめて区分したりします。
以上です。
以上2つの作業が終われば、後はほとんど何も考えずまとめ上げたものをレポートを書き写したりプレゼンを作っていくだけです。
考えながら書いてはいけない
そもそも、「考えながらレポートを書く」これが一番非効率だと私は考えています。
なぜなら「考えながら書く」ということは頭の中でしか情報を処理していない状況ですから、どうしても紙の上に書いた情報と比べると視覚的なサポートに欠けてしまいます。それに逐一構想しているのでは全体の整合性という点も一気に難化しますよね。書き進めれば進めるほど書きづらくなっていったり、既に述べたことと矛盾した記述も知らぬ間にあったなんてことにもなり得ます。
それよりは最初にアウトラインを書き出してまとめてから、まとめたものを単純にレポートに写し出す方が断然楽ですよね?
例えば、
「英文を読んで要約をする」というテーマであれば
読んで理解した内容を大雑把に箇条書きして、内容が一貫するように整理・統廃合してまとめます。
「講義の感想を2000文字程度」というテーマであれば
講義の内容+それに対する個別の感想を大雑把に箇条書きして、上と同様内容が一貫するように整理・統廃合してまとめます。
そもそも「やる気」が出ない人は【5分だけやる】
レポートで四苦八苦する以前の個人的なやる気の問題を抱えている人は「まず5分だけやってみる」ことをお勧めします。
これはAmazonセールNo1の名著『アウトプット大全』にて紹介されている方法でもあります。
仕事や勉強の瞬時に始める方法があると、あなたの仕事や勉強はものすごくはかどるに違いありません。そんな夢のような方法が、あります。
それは、「まず始める」ことです。なかなか始められないから悩んでいるのに!」とツッコミが入りそうですが、残念ながら「まず始める」しかないのです。
出典 『アウトプット大全』
「作業を始めると段々やる気が出てくる」という「作業興奮」は、脳の「側坐核」という部位が活動することで生まれますが、その「側坐核」が活発に動くまでの時間が「5分」なんだそうです。
是非、やらなきゃいけないのに全くやる気が出ないときに、このことを思い出してみて下さい。
まとめ
レポートを短時間で書き上げるコツは、
「最初にアイデアを大雑把に書き上げて全体の構成を固めてまとめる」
でした。
考えながらレポートを書いたりプレゼン資料を作るのは非効率なので、もしこれまでそうしていたという読者の方がいらっしゃれば、是非「最初にアイトラインを構想」してみて下さい。
効果は抜群ですよ!