本気で天文学・宇宙科学を学びたい人向けに、おすすめの本を選んでみた【17選】

白いベンゼン720×90




天文学・宇宙科学おすすめ

この記事では、本気で天文学・宇宙科学を学びたい人に答えて、

現役理系東大生がおすすめの本を本気で選んで、計17冊ご紹介します。

紹介する書籍のほとんどが骨のある数式や論理展開を含みますので、数学や物理の知識は必要です。

具体的には、高校レベル&大学1年の知識は必須で、大学3年レベルまでの物理の知識があれば尚よいかと思います。

従ってこの記事で紹介する書籍は、腰を据えて天文学の勉強をしたい方向けです。

(意欲のある高校生でも十分読み進めることは可能ですよ)

超初心者であれば、以下の記事を参照ください。

なんとなく宇宙や天文学に興味はあるけどなにから手を付けていいのか分からないという人向けに、今回は初心者向け宇宙・天文学の読みやすく分かりやすい入門書を厳選したので2冊紹介します。

それでは行きましょう

①シリーズ現代の天文学

The 「天文学の教科書」

全17巻からなり全巻で天文学の全分野を網羅し、最新の研究に基づいた「現在」の天文学に触れることが出来る。

佐藤勝彦さんをはじめとする、第一線で活躍されいてる研究者が制作に携わっており、

意欲ある高校生にも読めるよう平易な記述で、現代天文学の世界にふれることができます。

いくつかの大学・大学院では教科書として扱われていることも。

数学・物理の知識(学部レベル)を必要とする場面もあり、腰を据えて勉強するには持ってこいです。

そしてなにより、表紙がカッコイイ!

まずはシリーズの入門的な役割とともに、天文学を広く概観する人類の住む宇宙 第2版 (シリーズ現代の天文学 第1巻)から読み始めてはいかかでしょうか?

2巻以降はより詳しく、宇宙論や宇宙の進化について勉強できます。

②天の川が消える日

夜空のアンドロメダ銀河を見たことはありますか?

北半球では、秋から冬にかけて北の低い位置に、肉眼でも見える明るさのぼんやりとした天体がアンドロメダ銀河です。

実は、我々の住む天の川銀河とアンドロメダ銀河は時速40万2000[km/s]もの猛スピードで接近しており、遠い未来には衝突すると言われています。

といっても、それは数百億年後のことなので我々はあまり心配しなくてもいいのですが…

そんな人間に身近な2つの銀河の運命に、この本を通して触れることができます。

③スーパー望遠鏡「アルマ」が見た宇宙

国際協力により建設されたアルマ望遠鏡に関する書籍です。

いくつかの大発見をもたらしたアルマ望遠鏡のシステムや、それが何をもたらすのか、

鮮明な画像と共に、第一線の研究者が解き明かしてくれています。

④宇宙を創るダークマター

ビックス粒子が発見された今、次の目標はダークマターの正体を突き止めることです。

ダークマターは、ご存知の通り、存在すると想定されている物質のこと。

宇宙に存在する物質のうち、我々が知覚できるのはわずか5%しかなく、残り95%をダークマターが占めています。

この本では、ダークマターについて、そしてダークマターの観測方法について知ることが出来ます。

最近なにかと話題のこのワード、興味のある方は1度読んでみてはいかかでしょうか?

⑤惑星探査機の軌道計算入門

人工衛星や惑星探査機における軌道計算と軌道決定のカラクリを、高校の数学・物理の知識をもとに分かりやすく紹介しています。

高校レベルの物理を微積で扱ったことのある方や大学一年生であれば、放物線・楕円・双曲線・パラメータ表示などはお馴染みでしょう。

この本はそこから、天体の軌道計算、人工衛星や宇宙探査機の軌道、ロケット方程式、さらには惑星間飛行についての計算もあって、読み応えがあります。

是非自分で手を動かしながら読み進めたいです。

⑥14歳からの天文学

中学生以上に向けた天文学の入門書。

著者の中学時代のエピソードや好きなSF、アニメに脱線しながら天文・宇宙の話題に誘います。

⑦私たちは宇宙から見られている? 「地球外生命」探求の最前線

「ドレイクの方程式」を知っていますか?

「我々の銀河系に存在し人類とコンタクトする可能性のある地球外文明の数」Nを推測する方程式のことです。

この本は「地球外生命体」の存在にスポットを当てている良書です。

以下はAmazonレビューからの引用

地球外生命が存在するか それを発見し更に交信できるか ということへの古代からの想像、研究の歴史 そして現状がまとめられている。
太陽系以外の惑星、あるいは太陽系の惑星・衛星での生命存在可能性の探求である。
太陽系以外の惑星は、その確認が案外と難しく20世紀末に至って、それらが確認されて来た様子が示されている。また、それら惑星での知的生命の存在の可能性の推察 そして、それらとの交信の試みも載っている。
太陽系では、生命存在の期待される火星や、木星・土星の衛星についての研究の詳細が示されている。
 これらの研究の基になることとして、
* 惑星の生成過程の解明と構造上の相違による類別
* 生い立ちや巨大隕石の衝突、月などによってもたらされている地球の特異性
* その地球での生命の生成過程の推察と気候変動等によりもたらされて来た生命の発展
 についてのまとまった解説がなされていて、分かり易かった。

(引用 Amazonレビュー)

⑧宇宙の物質はどのようにできたのか  素粒子から生命へ

銀河や星、そして私たち生命を作っている物質は、どのように誕生し、現在の姿になったのか。最新の知見をもとに、進化の謎に迫ります。

⑨新天文学ライブラリー

全4巻からなるシリーズ。

「太陽系外惑星」、「銀河考古学」、「ブラックホール天文学」、「超新星」のテーマに分かれていて、どれから手を付けても読み始められます。

オススメは「超新星」です。特にニュートリノについては他の追随を許さないレベルで詳しい記述がされています。

太陽系外惑星

太陽系外の惑星系は、急激に発見個数が増し、新たな展開時期を迎えた。

このダイナミックな様子を観測的天文学の立場から解説する。

銀河考古学

恒星を詳細に調べることで、より普遍的に宇宙と銀河の形成史を読み解く。

観測技術の発展に伴い進展著しい内容を基礎から学ぶ。

ブラックホール天文学

何でも吸い込む穴といった単純な描像ではない新しい見方が必要とされるブラックホールの基本から最新の話題まで網羅した入門書。

超新星

大質量星の重力崩壊と超新星爆発――

ミクロからマクロにわたる様々なスケールの物理過程が互いに密接にかかわり合う、この天文現象のおもしろさを、この一冊で理解する!

⑩ワインバーグの宇宙論

上と下の全2巻からなる宇宙論の本です。

かなり難しい内容ですが、そこを易しく記述してくれています。

(上)だけでも読んでみるのはアリですよ。

ワインバーグの宇宙論(上)

Weinbergの「Cosmology」のPart1の翻訳書。

ワインバーグの宇宙論[下]

おまけ 管理人の気になる1冊【ブラックホール戦争】

最後になりますが、管理人が読みたいと思っている1冊をご紹介します。

「ブラックホール戦争 スティーブン・ホーキングとの20年越しの闘い」です。

本書は「ブラックホールの情報喪失問題」という、ブラックホールの時空の地平線、ホーキング輻射、ブラックホール熱力学、ブラックホールの蒸発、ダイナミクスの可逆性などの要素が絡み合った、極めて理論的な問題を、論理的物語形式で読み進めていくもの。

あまり触れた経験のないテーマなので是非読んでみたいです。

白いベンゼンレクタングル




白いベンゼンレクタングル




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする