火星移住計画の問題点をまとめてみた【心の問題】

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火星移住計画における心の問題

米国は2030年代に

火星に宇宙飛行士を送り込む。

科学や政策の専門家の間では、

そんなビジョンと計画を前提に、

新たなコンセンサスが

形成されつつある。

各国が「火星」に向ける目は

刻々と変化している。

ーーーチャールズ・ボーデン NASA長官

地球の隣にある太陽系第四惑星火星。

SFの話のような火星に移住する計画が刻一刻と進められています。

NASAとオランダの非営利団体が連携したプロジェクト「マーズワン」だったり、アメリカの「スペースX社」などが現在人類初の火星到達という歴史的瞬間を迎えようと進行中です。

2030年ですからそう遠くないことに驚きますね。あと13年後ですよ。

しかし、火星にはどんな危険が潜んでいるのか分かりません。

なにせ人類にとって未知の空間ですからね。

今回はたくさんある問題点のなかでも「心の問題」を取り上げたいと思います。

火星移住計画における心の問題

宇宙放射線のリスク

宇宙空間

国際宇宙ステーションのように地球低軌道にとどまる場合は、地球の磁場と地球そのものが宇宙放射線からある程度守ってくれます。

しかし、火星に向かう宇宙飛行士は無防備なまま宇宙放射線の脅威に曝されてしまいます。

その影響で宇宙飛行士の視力が低下したり、老化が進行したり、また注意力散漫になって頭の働きが鈍る「宇宙霧」と呼ばれる現象が実際に発生。

ある研究では、宇宙放射線によってアルツハイマー病を加速させてしまうとも指摘されています。

そんな危険に怯えながら宇宙飛行士は火星に移動するわけです。

閉鎖空間での隔絶

火星には酸素がないから隔離施設でしか生活できません。

狭いシェルター内には数人のメンバーと過ごす訳ですが、そのメンバー以外の人間とは一切出会うことがありません。完全隔離状態です。

今後一生、同じ仲間と狭い空間で過ごすだけでなく、それ以外の友人・家族と一切会えない状況を想像してみてください。

気が狂いそうになりますよね。

実際に地球上で、火星までの宇宙飛行を想定して、閉鎖された膣内に被験者を隔離する研究もおこなわれました。

なかでも独創的な隔離実験は、欧州宇宙機構ESAとロシア生物医学研究所による共同プロジェクト「マーズ500」。

マーズ500では520日間の隔離実験が行われました。

被験者はロシア人3人、フランス人1人、イタリア人1人、中国人1人。

クルーは友好的な雰囲気の中で楽しい時間を過ごしましたが、隔離された環境にいた被験者たちは家族や友人に会いたいと思い、見開ぬ人に出会ったり、目新しい意見を聞いたりしたいと考えていたそうです。

マーズワンでは火星への片道キップですからクルー以外の人とは一生会うことはできません。

火星チームに軋轢が生じてしまえばチームで行う仕事がうまく行かないばかりでなく、〇し合いに発展する危険もあるんです。

まとめ

火星移住計画における心の問題をまとめると

 宇宙放射線による生物的な影響
 閉鎖空間におけるストレス

があります。

人類の希望や発見、そしてロマンを実現してくれる宇宙飛行士。

彼らを妨害する要因が少しでも排除できることを強く願います。

(本稿は以下の書籍を参考にしました)

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