【アドラー心理学】『嫌われる勇気』から生きるチップスを学ぶ

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去年から読みたいとは思ってましたが、ずっと延期してきた一冊。

先日思い切って購入しました。

大学生オススメの一冊として必ずと言ってもいい程紹介されていますこの本から、

モラトリアムの今を生きる私達が他者との関係・社会的組織の中でいかに生きていくか、

社会に出る前の自分のスタンス確立など、これから生きていく上で大切な姿勢のヒントをもらえました。

目的論な生き方

私達は怒り・トラウマといったものを捏造するんです。

例えばカフェで通りかかったウエイターがコーヒーをあなたの友人の洋服にこぼしてしまい、

その友人が大声で怒鳴りつけてしまった場面を想定しましょう。

「コーヒーをこぼされた」という過去が「怒り」という感情を生み出し、怒鳴るという行為に導いた、というのは誤り。

内実は、「怒鳴る」ために「怒り」という感情を捏造したんです。
一般化すると「Aという過去があるからB出来ない」のではなくて、

「AしたくないからBという過去を引き合いに出している。」というのです。

この立場を取ると確かにトラウマは存在しませんね。

部活が忙しいから勉強が出来ない、というありふれた言い訳も実は、

そこまで勉強したい訳ではないから部活を言い訳にしている、ということになります。

自分で不幸な生き方を選択しているんです。

過去を否定する必要なんてなく、

いま、ここを一生懸命生きることが自分の人生正直に向き合うこと。


すべての悩みは対人関係から生まれる

すべての悩みは対人関係、換言すると

内面の悩みは存在しないということですね。

私達は他者の存在によって例えば劣等感を始めとする悩みを感じます。

成績 恋愛 見た目 学歴なんかがそうです。

そこで私達は無力な状態から脱却しようと向上・理想の追求をしますよね。

ところがそうではなく、理想に達してない自分を劣っていると捉え、

何もしないうちから「どうせ自分なんて」と、諦めてしまうひともいます。

これは何らかの劣等感をある種の言い訳に使い始めた状態です。

この言い訳を使って上に述べたように、自分を納得させるわけですね。

大切なのは誰とも競争することなく一歩進む勇気です。

他者との比較で劣等感を感じるのではなく、

理想の自分との比較で健全な劣等感を感じるべきなんです。

ある数学の問題に頭を数日抱えても結局手も足も出なかった。

そんな問題を優秀なライバルはスラスラと。

ここで彼に対し劣等感を感じるのではなく、

問題を完答する理想の自分の追求に苦しみ努力するべきなんです。##


課題を分離する

あらゆる対人関係トラブルは、他者の問題にズカズカと土足で踏み込んでしまうことによって生じるんですね。

そこで衝突を避けるためにも、

自分の課題と他者の課題を分離していく必要があります。

例えばあなたが家庭教師をしている大学生なら、

勉強する気にならない教え子に「勉強しろ!」と喝を入れたり無理矢理勉強させたりするのではなく、

「これはこの子の課題なんだ」と考えましょう。

勉強しない状況に介入せず、過度な注目をやめる。

必要になればいつでも援助するメッセージを出しておく。

そうすればその子は今後どうするか自分の課題として考えざるを得なくなり、

あなたに教えを請いたり、あるいは自力でなんとかし始めるでしょう。

最終目標は「共同体感覚」

先の「課題の分離」を対人関係の出発点だとすると

対人関係のゴールは「共同体感覚」になります

説明すると、

他者を自分の仲間だと考えて、

そこに自分が誰かの役に立っているという主観的な貢献感と

自分の居場所がここにあるという感覚、

これらを共同体感覚と言いまく。

あなたと私達は「横の関係」です。

そこには相手を自分より下に見たり

逆に相手が自分を下に見たりなどという

上下関係は存在しません。

例えば大学の友人が、学生でありながらアルバイトをして収入を得ている点で、

あなたより優位性を誇張してるのであれば、それはなんとも情けない話です。

経済的な優位性なんて人間的な価値にはまったく関係なく、同じ学生という点で対等なんですよ。

まとめ

アドラー心理学は

良好な対人関係を築くために、他者との対等性を自覚した上で積極的な他者貢献を通して自分の存在に価値を感じるのを目指すんだと、「いま」を懸命に生きてることで、主観的で幸せな生き方を掴める。

と総括出来そうです。
私達は高校・大学生活で勉強 恋愛 友人 両親 等のさまざまな問題に絶えず直面します。

それはきっとこれから先も変わらないでしょう。

そんなとき確固たる自分のあり方・人生観を築いていれば、問題解決のアプローチも全然違ったものになるに違いありません。

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